【夢小説のため注意事項】 このサイトではTVXQ ユノ・チャンミンをイメージしたお話です。 もちろん全部妄想であり現実とは一切関係ございません。 ユノと恋に落ちつつチャンミンにも誘惑されるお話です。 最終的には夢じゃない方向へ行くかもしれないのですが ここで書く分には幸せな結末にできたらいいなと思います。 下記「名前入力部分」にお好きなお名前を入れて、読んでみてください! ランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。

2014年11月09日

Destiny 311

それから数日、何事もなく毎日は過ぎて。
毎日、鏡で確認する。愛された痕が、消えて行くのを。
寂しい気持ちと、少しホッとした気持ち、そのどちらも嘘じゃない。
できることならもう一度、何度でもあの時間を、幸せを求めてしまいそうになる。
あの日から毎日、メールがくる。何気ない一言がうれしい。

声が聞きたいと、書かれたときがあった。私も同じ気持ちだった。
だけどきっと、電話のできる状況じゃないんだと思う。
胸元につけられた痕が、もううっすらと黄色くなりかけているのを、見て。
思わず涙が出た。

しばらくそのまま立ち尽くしていた。着信音で我に返る。
誰かも分からないまま電話に出ると。
「・・・名前?」
ユノさんから、だった。
「は、い」
「声が聞きたくて、かけちゃった。今、大丈夫?」
「大丈夫、です」
いざ、声が聞けたら、胸が苦しくて言葉が出てこない。
「泣いてるの?」
「いえ、あの・・・、うれしく、て」
「泣かないで。抱きしめたく、なる」
「ごめん、なさい」
「謝らなくていいよ。・・・ああ、どうしたらいいかな」
困らせてる。わかってた。それでもうれしくて涙が止まらない。
次に会う約束さえ、簡単には決められない。あの頃みたいに、突然私をデートに誘ってくれることも、ない。
周りには誰一人協力者がいない。ただ、あの手紙をくれた人だけが。
私たちのつながりを後押ししてる。その理由も、わからないままだ。
今信じられるのは、ユノさんの言葉だけ。だから、どうしても。
涙があふれる。

あさっての夜なら、会える。約束して、電話を切った後。
ようやく涙を収めて、眠ろうとしたら。

日付も変わろうとする時間、インターホンが鳴る。
とっさにスマホを確認すると、メールが入っていた。
合鍵を、持ってる。・・・居留守も使えない。

「・・・名前?」
少し機嫌の悪そうな、声で。
あの人が私を呼ぶ。

posted by mizuki at 23:04| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

Destiny 312

■Side-C:チャンミン

ひんやりとした家の中。もう眠ろうとしているみたいだった。
メールを見ていないのか、返事が来ないことが少し気にかかったものの、会いたい気持ちが勝った。
会いたかった。抱きたかった。抱けない周期じゃないことくらいわかっている。惚れた女の体のことくらい、異常だと言われてもチェックしておくのは男として当然だと思う。
何より、こんな仕事。その気になればいつでもどこでも抱く相手は用意できる。それでも金だけで片をつけたくないのは、好きな女でなければ、深い安らぎは得られないからだ。

名前が、もし。俺を本気で愛してくれるなら。あの生意気だと思っていた女が、俺に全てを許して傅くならどんなに幸せだろう。かりそめの姿だと分かっていても、その情の深さを盾に、本気で俺を拒絶するまで手放す気はなかった。・・・いや。
もし、本気で嫌がったとしても。今更手放せない。
ベッドルームにいるのは分かっている。わざと名前を呼びながらあちこちを見て回った。今までのお前なら、俺がこの家に来たらどんな時間でも起きて出迎える。
それをしないということは、したくない理由があるからだ。家にいないことは考えられなかった。ついさっきまで灯りが点いていたのを見ていたのだから。

名前?」
ベッドルームのドアを開ける。小さく返事をして、名前が体を起こした。調子の優れないような青白い顔が妙にそそる。
「ごめん、なさい。メール、さっき気づいたの」
枕元に置かれたスマホ。今までならベッドサイドの机に置いておくことが多かった。薄々感じていた裏切りをはっきりと悟った。
間接照明の淡い光の中で、名前の表情がやけに艶かしく感じた。つられるようにベッドに腰掛け、その腰に腕を回す。
キスしようとすると、少しだけ身を硬くした。躊躇というより拒絶だった。頬に手を添えると、ますます顔をこわばらせる。気付かない振りで、聞いた。
「今日、何してた?」
「え? 仕事の、打ち合わせを、して」
「その前は?」
「何も。毎日仕事があるわけじゃ、ないから」
「その前は?」
「どう、したの?」
親指で唇に触れる。小指の先を襟元から滑らせて裸の肩に触れた。
それとなく、裏切りの跡がないか、チェックする。とりあえずセーフだ。
俺の指を止める指先。胸元へ伸ばそうとする手を握り締める。
「今日は・・・」
「イヤなんだろ? ・・・わかってる。でも、もうしばらくは会いにこれない」
有無を言わせず押し倒す。言いたいことを押し隠して俺を見る、その生意気な目が。
相変わらず、好きだ。いつまで演技を続ける気なのか。
何か言いたげな唇をふさいで、体をまさぐる。お前の裏切りは。
お前の体が教えてくれる。
posted by mizuki at 16:58| Comment(1) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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