【夢小説のため注意事項】 このサイトではTVXQ ユノ・チャンミンをイメージしたお話です。 もちろん全部妄想であり現実とは一切関係ございません。 ユノと恋に落ちつつチャンミンにも誘惑されるお話です。 最終的には夢じゃない方向へ行くかもしれないのですが ここで書く分には幸せな結末にできたらいいなと思います。 下記「名前入力部分」にお好きなお名前を入れて、読んでみてください! ランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。

2016年10月16日

Destiny 333

■Side-A:名前

どうして呼び出されたのか、わからない。
あの、日。ユノさんを見かけたことが、知られてしまったのかもしれない。
後部座席に、甲斐さんとふたり。
彼女は、私を見つめて悠然と微笑んだ。

「あの時・・・どうして助かったのかしらね」
「・・・え?」
あの時、って。
どういう意味だろう。甲斐さんを見つめると。
自分で考えなさいと言いたげに目をそらした。
その後はずっと、目的地に着くまで無言のままで。

あの時。・・・思い出そうとしても。
あの時、しか、・・・浮かばない。
事故に、遭ったこと。断片的な、記憶。
車に、跳ねられて。
誰かに引きずられて、草むらに運ばれ。
動けずにいる私の、服を。

その、先は。
わからない。無くした記憶が、蘇るたびに。
この体を引き裂きたい衝動に駆られる。
でも、思い出さなければ。

・・・ユノ、さん。あなたに愛された記憶さえ。
きっと取り戻すことはできなかった。

車が、止まる。着いた場所は。
今まで来たこともないマンション。これから何が、起きるのか。
怖くて、足がすくむ。

甲斐さんに腕を引かれ、運転手らしき人物にもう片方の腕をつかまれて。
引っ立てられるように、エレベーターへ。
posted by mizuki at 22:27| Comment(1) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Destiny 332

■Side-C:チャンミン

「バカなことを。あなた何を言ってるかわかってるの?」
「わかってます。・・・でもこのままじゃ、俺たち」
甲斐さんは深くため息をついた。名前を交えて話をするなんて。
どう考えたってバカげてる。・・・だけど。

俺に、名前を会わせたのは。
甲斐さん、あなただ。俺の言葉に。
甲斐さんは天を仰ぐ。あなたまであんな子供に取り込まれるとはね、と。
「俺か、ユノか、どちらかを選ばせて欲しいんです」
「選ばせてどうするの。認めないわよ」
当たり前だ。それも、わかってる。
・・・わかっていても。
「認められなくても、構わない。・・・選ばれた男が、彼女を守るまでです」
「チャンミン、あなた」
「表沙汰にならなきゃいいんでしょう? 今までだって」
「大事な時期よ。・・・いい加減にして頂戴」
席を立とうとする甲斐さんの前に、立ちふさがる。
甲斐さんは俺の剣幕に気圧されてる。

「お役に立てずご迷惑をおかけしたことは謝ります。でも気持ちは、止められません」
首を横に振りながら、俺を見上げ。
・・・わかったわ。形のいい唇が、醜く歪んだ。

posted by mizuki at 21:41| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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