会いたいと、思わずつぶやいていた。
もう、会ってはいけないと。
・・・わかって、いるのに。
名前は、きっと。断るだろうと、思っていた。
もう、過ぎたことだから。何より、今は。
チャンミンを選ぶだろうと。
神様は、いるんだ。そう思った。もしこれが最後の逢瀬になるとしても。
せめて、名前にちゃんと謝りたい。許してもらえなくても、いいから。
できることなら、抱きしめたい。
指定したホテル。部屋で待つ。チャイムの、音に。
ドキドキしながら、ドアへ向かう。
少し、痩せた、気がする。うつむき加減の、華奢な体。
ゆっくりと、俺を見上げる。
その目に、涙があふれているのを、見て。
とっさに腕を掴んで、引き入れた。
シムのおイタを許してやってぇー😭