【夢小説のため注意事項】 このサイトではTVXQ ユノ・チャンミンをイメージしたお話です。 もちろん全部妄想であり現実とは一切関係ございません。 ユノと恋に落ちつつチャンミンにも誘惑されるお話です。 最終的には夢じゃない方向へ行くかもしれないのですが ここで書く分には幸せな結末にできたらいいなと思います。 下記「名前入力部分」にお好きなお名前を入れて、読んでみてください! ランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。

2016年10月26日

Destiny 334

通された部屋には。
ユノさんと、チャンミンさんがいた。ふたりの目線が、痛い。
顔を上げられなかった。

甲斐さんはため息をつき、私に座るよう促す。
「ふたりが・・・あなたと話したいそうなの。とっくに話がついてると言っても聞かないのよ」
蛇に睨まれた蛙のように。
甲斐さんの冷たい目を見ると、何も言えない。
「あなたはもうこの二人と関わる気はない。・・・そうよね?」
「・・・甲斐さん」
チャンミンさんの声が、する。
「第一この子を手に入れてどうする気なの? あなたたちにとってマイナスにしかならない」
「それは・・・」
ユノさんの、声。思わず、声のする方を向いてしまう。
一瞬、目が合った。恥ずかしくてそらした。ただこれだけのことで。
泣いてしまいそう。
「それは、違います、甲斐さん」

ユノさんの言葉に、その場の雰囲気が少し、変化する。
「彼女に恋をして、俺たちは少し成長しました。彼女でなければ、こうはならなかったと思います」
甲斐さんは口をつぐむ。
「彼女に起きた不幸な出来事も・・・、甲斐さん、あなたが仕向けたことでしょう?」
ユノさんの目が、まっすぐ甲斐さんに注がれる。
「あなたの指示通りに動けなかったんです、キムさんは。代わりに金を積んで人を雇った」
・・・あれ、は。
キムさんも・・・関わっていたことなんだ。知りたく、なかった。
「キムさんは彼女を助けた。・・・そのせいで彼の家族は助からなかった。あなたが」
ユノさんは鋭い目で甲斐さんを見つめている。一度も見たことのない、冷たさで。
「彼の家族を助けるための手術費用を・・・出さなかったからです」

・・・あなたの。
声が何を呟いても、私の耳には心地よく聞こえていた。
それが私ではない人に、例えば愛を囁く言葉だったとしても。・・・だけど。

今、ここで。
真実を語るあなたの声は、私の耳には聞こえない。

耳をふさぐ。目を閉じる。溢れるのは、後悔の涙だけ。

あの時、私が。
予定通り彼らの前から、いっそこの世からいなくなっていれば。
誰かの命が、助かっていたのかもしれない、なんて。


posted by mizuki at 22:50| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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