【夢小説のため注意事項】 このサイトではTVXQ ユノ・チャンミンをイメージしたお話です。 もちろん全部妄想であり現実とは一切関係ございません。 ユノと恋に落ちつつチャンミンにも誘惑されるお話です。 最終的には夢じゃない方向へ行くかもしれないのですが ここで書く分には幸せな結末にできたらいいなと思います。 下記「名前入力部分」にお好きなお名前を入れて、読んでみてください! ランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。

2012年11月25日

Destiny 01

■Side-A: 名前

その日も、いつもどおりの日曜日。
友達と約束してたけど、急に仕事になったとかで、行けなくなって。
でも、せっかくだから出かけて、一人でぶらぶら歩いてたら。
声、かけられた。

いつもなら、なんとかかわして逃げるのに、今日はすごく、しつこくて。
「ちょっと付き合ってよ。メシおごるからさ」
「い、いいです!」
左腕を掴まれて、引っ張られる。
振り払おうとしても、振り払えない。時々、こういう目に遭う。
大体は、本気で嫌がったら手を離してくれるのに、この日は違った。
「ほら、行こーよ」
どーしよう、やだ!
引きずられるように引っ張られ、転びそうになった瞬間。

優しい腕に、ウエストから引き寄せられた。
そのまま、誰ともわからない人に、抱き寄せられて。
私をきつく掴んでいた腕を、その大きな手が引き剥がしてくれた。

何が起こったのかわからない顔をして、その人は、私を抱き寄せた人をにらみつける。
「なんだよ・・・てめえ」
私はもっと、この状態が読めなくて、混乱したまま、身を硬くしていた。
頭の上から、優しいトーンの声が降ってくる。
「この子、俺の彼女だから」

posted by mizuki at 09:58| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Destiny 02

どこか片言な響きのある日本語で、彼はそう言った。
私の腕を掴んでいた男の人は、文句を言いながら、仲間らしき人のところへ戻っていく。
ウエストを抱いていた腕を解かれて、その人の顔を見上げる。

目深にかぶった帽子と、サングラスで、目はあんまり見えない。
でも、通った鼻筋、少し焼けた肌、真っ白い歯。すごく、さわやかそうな人だって、わかる。
「ごめんね。驚かせて」
その声は、本当に、甘くて優しい。
彼は、私をまた軽く引き寄せて、耳元で囁く。
「さっきの人たちが見てるから、ちょっと歩こう。君が行きたい場所はどこ?」

服を見に来たから、そのまま、付き合ってもらうことに、して。
でも、のんびり見てたら、彼がいることを忘れちゃってた。
服を選びながら、あ、と思い出す。彼を探すと、彼は私を見て軽く手を上げて、笑ってくれた。
「あの、お礼を・・・」
「お礼? いいよ、そんな」
「助けていただいた上に、買い物まで付き合っていただいて・・・。お忙しいのに」
「あ、じゃあ」
彼は、私をじっと見つめて、こう言った。
「また・・・会えるかな」
「え」
「・・・ダメ?」
思いっきり、首を横に振った。
「うれしいです。私も・・・またお会いしたいです」
「連絡先、教えて」
携帯を取り出す。
「名前も、聞いてなかった」
二人で笑いあう。
「僕、ユノ」
「・・・名前です」
連絡先を交換したら、もう、一緒にいる理由がなくなったような気がした。
「心配だから・・・せめて家の近くまで、送らせて」

posted by mizuki at 10:07| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

Destiny 03

電車に乗ろうとしたけど、ユノさんがタクシーを使うというので、素直に乗せてもらうことにした。
一緒にいると、目立つ。芸能人みたいに、スタイルがいいから。
隣に座ってても、私に触れないように、気をつけてくれているのがわかる。
今まで誰にも、深く心を動かされたことがなかった。

初対面の人と打ち解けること自体は、そんなに珍しいことじゃないのに。

でも、一緒にいて、落ち着ける人は、初めてだった。
私にとって、特別な人なのかもしれない。そんなふうに思った。
ユノさんは、どう思っているか、わからないけど。

タクシーを降りる間際に、ユノさんが、サングラスをはずした。
切れ長の、でも優しそうな目。思わず見入ってしまう。
「また、連絡します」
他人行儀な感じで、そう言われて。
「・・・はい」
お金を払おうとするのを、止められて。
タクシーから降りて、さよならした。

マンションに向かって、歩き出した瞬間。
名前ちゃん」
ユノさんの声に、足が止まる。
振り向くと、数メートル先にタクシーを止めたまま、ユノさんが走ってきた。

照れくさそうに、頭をかきながらサングラスをはずす。
私をじっと見据えて、言う。
「彼氏、いますか?」
「・・・いません」
どういう展開なのか、いまいち読めなくて、じっと見つめ返した。
一瞬、私から目をそらして。
また私をじっと見つめて、大きく息をしながら、ユノさんが口を開く。
「付き合って・・・くれませんか。・・・僕と」

posted by mizuki at 07:09| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月27日

Destiny 04

驚いて、ユノさんを見つめた。
「付き合うってその・・・付き合う?」
「はい」
「今日、会ったばかりです」
「はい」
「私、今まで付き合ったこと・・・なくて」
「・・・ホントに?」
いたずらっぽく、ユノさんが言う。
「ないです」
 笑いながら、そう返した。

「じゃあ、友達から。・・・考えてくれませんか」
あまりに突然な展開に、声を失う。
思わず、ユノさんを見つめると、ユノさんは笑って頷いた。
「友達の間は、名前ちゃんて呼びます。
 僕と付き合ってもいいと思ったら・・・呼び捨てにしていいって、許可してください」

今までも、いきなり告白されたことはあったけど、今回みたいな出会いは初めてだった。
それに、あんなにかっこいい、素敵な、綺麗な人。
これまでに会った誰にも感じたことのない気持ち。
ユノさんに近づくと、私が変わってしまう気がする。それが、怖い。

あの夜から、一週間後の朝。メールが来た。
『おはよう。名前ちゃん。
 今日はお仕事ですか。
 会いたいです。
 ゆの』

『ユノさん、おはようございます。
 今日はお休みです。私も、会いたいです。
 名前

1時間後に待ち合わせ。空き時間ができたから、会いに来てくれるみたい。
出会ったばかりなのに、なんで会いたいと思うのか、自分でもよくわからない。
誰かを特別愛しく思うことはなかった。
最初の出会いが衝撃的だったのと、私の周りにはいない、美しさに興味を引かれた。
お兄ちゃんみたいなところもある、穏やかで、優しくて、強い。そんな人。

posted by mizuki at 23:17| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月29日

Destiny 05

ロビーに下りてきたら、マンション前の駐車場に、白い車が止まってた。
その脇に、立ち尽くしている、背の高い、男の人。
「ユノ・・・さん」

サングラスかけてるけど、わかる。なんだか、そこだけ輝いて見える。
通りがかった人が、足を止める。本当に、きれい。
思わず見入っていたら、ユノさんが私に気付いて、手を振ってくれた。
そのギャップに、つい笑みがこぼれる。
「おいで」
大きく頷いて、ユノさんの元へ走った。

「どこ行きたい?」
「海とか、いいですね」
遠くまで行こうとするのを、仕事が入ったら困るからと押しとどめて、近場の海へ。
秋だから、もうそんなに人気もない。天気もいいし、波も穏やかで、散歩にはちょうどいい。
砂浜を歩き出すと、ユノさんはすごくうれしそうに笑った。
その笑顔が、本当にまぶしい。

ジーパンとTシャツとパーカー。普通の格好なのに、ユノさんが着ると、かっこいい。
それはきっと、体がきれいだから。
「泳ぎたかったなあ」
「泳ぎます?」
冗談で言うと、わー! と言いながら、波打ち際へ走っていった。
まさか、と思ってあせって追いかけると、本当に海に入っていく。
靴と靴下はしっかりそろえて脱いで。
「カゼ、ひきますよ」
「だいじょぶ!」

ジーンズのすそをまくって、なんて言ってるかわかんないけど韓国語で、多分気持ちいいとか、うれしいとかそんな感じのことを言ってるみたい。
海に向かって、何か叫んでる。
私の名前が入ってたようにも聞こえるけど、やっぱりわからない。
「入る?」
そこまで寒くもないし、足くらいなら、と、入ることにした。
「冷たいね」
ユノさんは、子供を見るような目で、私を見る。本当に、お兄ちゃんみたいだ。
お兄ちゃんはこんなに、無邪気な人じゃないけど。
posted by mizuki at 06:48| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。