【夢小説のため注意事項】 このサイトではTVXQ ユノ・チャンミンをイメージしたお話です。 もちろん全部妄想であり現実とは一切関係ございません。 ユノと恋に落ちつつチャンミンにも誘惑されるお話です。 最終的には夢じゃない方向へ行くかもしれないのですが ここで書く分には幸せな結末にできたらいいなと思います。 下記「名前入力部分」にお好きなお名前を入れて、読んでみてください! ランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。

2012年11月30日

Destiny 06

やってみたかった、水かけっこ。プールとか海には行ったことあるけど、これはしたことなかった。
「あー!」
不意に水をかけられて、ユノさんは笑ってる。
私にも、軽く水をかけてくる。
「これ、やってみたかったんです」
「そう?」
言って、笑いながらまた水をかけてくる。かけ返すと、その前髪から、雫がこぼれる。
・・・綺麗。
ちょうど逆光で、雫だけがきらめく瞬間、真顔で、見つめ合った。
なんだかわからないけど、胸が苦しい。こんな気持ち、初めて。
体を動かさないでいると、急に寒さを感じた。

砂だらけになって、車へ戻る。でもユノさんは楽しそうだ。スキップでもしそうな勢いで歩いてる。
そんなユノさんを見てると、楽しくなってくる。
私より年上だと思う。なのにこんなに無邪気な人にあったことがない。
見た目はとてもきれいな人なのに、子供みたい。思わず見つめてしまう。
目が合うと、なに? って言いたげに微笑んでくれる。きっと、誰にでも優しい。
私にも、私以外にも。たくさんの人を愛して、愛される人。
うらやましいような、すごく遠いような気がした。
この人はなぜ、私と、付き合いたいんだろう。こんなにきれいな人が、私を好きになるなんて、不思議だ。

「まだ時間ある?」
「はい」
「じゃごはん・・・あ」
posted by mizuki at 13:59| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月01日

Destiny 07

ユノさんの携帯が鳴る。ちょっとごめんね、と電話を取った。
韓国語らしき言葉で、何か話してる。困っているようにも聞こえるけど、なんせ言葉がわからない。
電話を切って、私を見る。
「ごめん、仕事・・・入っちゃった」
本当に申し訳なさそうな表情が、なんだかかわいい。
「ごはん、今度でいいかな?」
「いつでも、喜んで」
言うと、一人でなにかつぶやく。またその顔が、かわいい。思わず吹き出した。
「ん? ・・・なんで笑ってるのぉ?」
「ユノさん・・・かわいいなって」
「かわいい? ありがと」
あはははは、と豪快に笑う。男の人に対する褒め言葉でもないけど、意味がわかっているのかいないのか、素直に受け取ってくれるところが本当に、かわいい。
二人でひとしきり笑って、また見つめ合う。いこっか、とその唇が動く。

今日は会社の飲み会。すごくおもしろい人なのに、どこか引っ込み思案な親友、千早と、男だけど女みたいなノリで、気の合う琢己。他にもたくさんいるけど、やっぱりこの三人でいるときがすごく楽しい。
携帯のバイブらしき振動を感じた。とっさに開くと、ユノ、の文字。
トイレに行く振りして、携帯を見た。

『遅くにごめんなさい。今から会えますか?
 無理なら、言ってください。
 ゆの』

この状態で、帰るって言ったらきっと、千早も一緒に帰るって言うだろうなあ。
でも、せっかくだから、会いたい。
千鳥足でトイレに近づいてきた琢己をつかまえた。
「用事ができちゃった。帰っていいかな? なかなか会えない友達が、時間作ってくれたから」
言うと、琢己が目を細めて言う。
「男っしょ」
「・・・うん。友達、だけど」
なにそれ、と異様にうれしそうな琢己。
「わかりました。千早さんの面倒は見ますから、今度じっくり教えてくださいよ」
「んー・・・、とにかく、千早をお願いね」
posted by mizuki at 08:51| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Destiny 08

この前、乗せてもらった白い車。助手席に乗り込むと、車が滑り出す。
明日から、急に韓国に行くことになったと、言われた。電話で聞いてはいたけど、直接そういわれると、なんだかすごく、寂しい。
「何時に、発つんですか?」
「お昼ごろ」
何の仕事をしているのか、知らない。言わないから、聞かない。興味はあるけど、聞かないほうがいいのかなと思う。
横顔を見つめる。通った鼻筋、切れ長の瞳。本当に、美しい人。
「明日、仕事ですか?」
「・・・休みです」
言うと、しばらくの沈黙の後、ユノさんが言った。

「それなら・・・、名前ちゃんの時間を、ください」
「時間?」
「はい。・・・朝まで」
前を向いたまま、独り言みたいにつぶやく。
「話したい。一緒にいたい。わがまま、だけど」
信号待ちのタイミングで、ちょっとこわい目で私を見る。声が少しかすれてて、いつもと、違う気がした。青になった瞬間、自嘲気味に笑いながら、言った。
「俺、あせってる、みたい?」
あ。
俺って、言った。と思ったら今度は、豪快な、無邪気ないつもの笑い方。
「家まで、送ります。困らせて・・・すみません」
くるくる変わるユノさんが、不思議で、かわいくて。
せっかく一緒にいられるのに、このまま帰って欲しくなかった。
「うち・・・来ますか?」
「え?」

posted by mizuki at 22:35| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

Destiny 09

瞬間、すごい衝撃で、車が止まる。
私が前にぶつからないように配慮してか、ユノさんの腕がかばうように伸びた。
ライトから見える景色の右端に、駆けていく猫。
不意にバックミラーを見る。車が来てなくて、よかった。
 ユノさんは、何か韓国語でつぶやいた。
「・・・今、なんて?」
また、声がかすれてる。カゼひいたのかな・・・。
「明日、出かけるなら・・・、眠っておかないと、大変だから」
このまま車の中で過ごして、風邪でも引いたら、困る。
深い意味はないけど、誤解されたかもしれない。
「それは」
「はい?」
「友達、なの?」
真意を測りかねている目をする。
自分がどれだけ大胆なことを言っているかは、わかってる。
だけど、ユノさんはきっと、そんな人じゃない。
「私も、話したいです」
言うと、うれしそうに笑って、下を向く。
大きく息をついてから、私を見た。
「僕はそんなに、信用、あるのかな」
「・・・信じてます」
見つめあった瞬間、クラクションを鳴らされた。


posted by mizuki at 08:04| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

Destiny 10

■Side-B:ユノ

この子は、何を考えているのかわからない。

初めて会ったとき、彼女は男に絡まれてた。実は、その少し前から見てた。
オープンカフェ、マネージャーさんと軽く打ち合わせしてたとき、彼女が、通りかかって。
背が小さくて、髪が長くて、可憐な姿。
横顔がきれいで、色が白くて、そこだけふわふわ浮いてるような。
目が大きくて、唇がぷっくりしてて、古風な顔立ち。
独特の雰囲気を持っている、かわいい、綺麗な子。
あ、いいなって思って、マネージャーの話も上の空で見つめた瞬間、男に絡まれたから。
「ちょっと待って」
言い残して、彼女を助けに行った。

助けるためとはいえ、ウエストを抱いて引き寄せたときの感触、瞬間漂った甘い香り、不安そうに俺を見上げる瞳。
そのすべてに、いきなり恋に落ちた。
俺が24で、彼女は19。離れてもいないけど、そう気安くもない距離。
引き込まれるように彼女の買い物に付き合い、家まで送って、マネージャーに怒られた。
その日は夕方からの仕事だったから、影響はなかったものの、俺がこんな行動を起こすことはまずないから、とにかく驚いたらしい。
何かあったんじゃないかと心配した、と言われた。

仕事は第一に考えてるから、忘れることはないけど、あのまま別れたくなかった。
ただのいい人で、あの瞬間の出会いだけで終わる可能性のほうが高かったけど、少しでも長く傍にいれば、警戒心を解いてくれると思ったからだ。
俺は人の心に入り込む術を持っている。
あんまり自覚のない部分だけど、素の自分でいれば、それだけで十分らしい。
posted by mizuki at 07:16| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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