【夢小説のため注意事項】 このサイトではTVXQ ユノ・チャンミンをイメージしたお話です。 もちろん全部妄想であり現実とは一切関係ございません。 ユノと恋に落ちつつチャンミンにも誘惑されるお話です。 最終的には夢じゃない方向へ行くかもしれないのですが ここで書く分には幸せな結末にできたらいいなと思います。 下記「名前入力部分」にお好きなお名前を入れて、読んでみてください! ランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。

2012年12月08日

Destiny 16

指先は、俺のほほに触れたまま、どうやら、寝てしまったらしい。
見た目よりずっと手ごわい。かわいくて、おとなしい、清楚な子だと思ってたけど。それ以上に、天然さを武器に、男を惑わす。
もうとっくに、誰かのものなのかもしれない。それでも、やっぱり俺は、彼女がほしい。
その指先を軽く握って、くちづけて、眠った。

食べ物の匂いで目が覚める。
名前ちゃんが食事を用意してくれてた。ご飯、味噌汁、野菜炒め、焼き魚、卵焼き。
おいしいし、うれしくて、バクバク食べてると、名前ちゃんもうれしそうに笑ってくれた。
「あ、そうだ」
ご飯を食べ終えて、支度をしていると、名前ちゃんが「はい」と、何かを差し出した。
「お守りです。健康のお守り。いつも忙しいから」
「うれしい・・・うれしいです。ありがとう」
もうひとつ、お願いしてみることにした。
名前ちゃん、もうひとつ・・・お守り、ください」
「私の分で、よければ」
「じゃなくて」
探しに行こうとするのを、さえぎる。
「写真、撮ってもいいですか?」

二人で、撮影会。お互いを撮って、最後に俺の携帯で、二人で撮る。
「二人だけのヒミツね」
「・・・はい」
名前ちゃんは、たいてい「はい」しか言わない。
でも、その一言には、すごく優しいまなざしと、愛がこもってる。

posted by mizuki at 06:46| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Destiny 17

名残惜しい玄関先で、靴を履いたまま、立ち尽くす。
「1ヵ月後、また、会いに来てもいいですか?」
「・・・はい」
「あの」
「はい?」
「握手、してください」
「・・・はい」
くすっと笑って、握手してくれた。
「あの・・・」
「はい」
会えなくなるから。勇気を出して、言ってみた。
「ハグ、して・・・いいですか?」

少し、沈黙がある。
「あ、だめなら・・・」
「・・・はい」
恥ずかしそうに、はにかんでる。
「え! ほんとに?」
すかさず、意地悪いっぽいあの目で、俺を挑発する。
「・・・いいえ、にします?」
「やだ」
言って、抱き寄せた。
おとなしく、俺に抱かれてる名前ちゃんが、本当にかわいい。愛しい。
どうして、俺はまだ彼女を、呼び捨てに出来ないんだろう。
名前ちゃん」
「はい」
服を通して伝わる、体の柔らかさ、心臓の音。
「メールしても、いいですか」
「はい」
「電話も・・・して、いいですか」
「・・・はい」

俺の胸の辺りに、その唇があって。
返事をするたび、息がかかる。それがたまらない。
「僕以外の人に、ハグとか言われても、『はい』って言っちゃダメだよ」
「・・・はい」
「ぜったい。約束」
耳元で囁いて、体をそっと離す。
名前ちゃんは笑って、その小指で、俺の小指をすくい上げる。小指を絡めて、上下にちょっと振って、さくっと指を離されて。
「・・・行ってらっしゃい」
ああ、奥さんみたい。
「行ってきます」

posted by mizuki at 21:27| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

Destiny 18

■Side-A:名前

夜中に目が覚めて、隣を見ると。
ユノさんが眠ってた。
本当に、綺麗な顔。綺麗な体。触りたくなっちゃう。
ほどほどにエアコンが入っているから、室内はそんなに寒くない。
布団をかけなおすと、軽く寝返りを打った。
背中の筋肉がまた、すごい。触りたい。触っちゃ、ダメかな。
指を伸ばす。でも、起こしちゃうかもしれない。
ちょっとだけ、肩甲骨に触れて、眠った。

「僕以外の人に、ハグとか言われても、『はい』って言っちゃダメだよ」
あの綺麗な、堅い胸の中で聞いた言葉。
ユノさんが話すたび、耳元に心臓の音と、声が響いて、とてもいい気分だった。
また、あんなふうにされたい。
これは、好きという気持ちなのかな。遠すぎて、わからない。
違う世界に住んでる気がするから。

「で? この前のなんですかあれ?」
ユノさんが行ってから数日後、千早と琢己の二人を家に呼んだ。
ユノさんからはほぼ毎日、メールが来る。時々写真つきだ。
「千早にはちょっと話したけど・・・。友達」
「友達? で、夜会うわけ?」
琢己はなんか、その先を期待してそう。
「私、これでもまだ誰とも付き合ったことないよ」
うっそ!と本気で驚いてる。
「まじすか。今までかっこいいとか、そばにいたいとか思った人いないの?」
「・・・いない」
「けっこう誘われてるじゃん。その中に誰かいなかった?」
「・・・いない」
「今回は?」
「ちょっと別格過ぎて・・・芸能人に憧れるみたいな感じなのかも」
「どんな人?」
「んー、背が高くて綺麗な顔して綺麗な体してる」
「なにそれ」
「だってそうなんだもん」
写真ないの?って言われたけど、あれは見せられない。
「・・・ない」
「付き合ったらいいのに」
逆に、聞いてみよう。
「どういう気持ちなら、付き合ってもいいと思う?」
千早は黙ってる。千早は、付き合うと言うことに興味がないらしいから。
琢己が、んーと考え込む。
posted by mizuki at 21:11| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月10日

Destiny 19

「その人といて、楽しい?」
「・・・うん」
「その人のこと、見ていたいと思う?」
「うん・・・そんな気がする」
「・・・会いたい?」
「い、忙しそうだから」
「そういうの抜きにして」

思い出す。初めて会った時のこと。海で見つめあった瞬間、飲み会抜け出して、会った夜。
寝顔。綺麗な筋肉。ご飯をおいしそうに食べる姿。お守りを渡したら、すごくうれしそうだったこと。
その胸の中に、抱きしめられたこと。
「会いたい・・・かも」 
「いけるよ、それ」
「いける?」
「付き合えるってこと。そういう気持ちが、好きってことだよ」

二人の飲みのこしを片付けながら、またちょっと飲む。
今度会うとき、ちゃんと考えたらいいと二人は言った。
今度会うとき、状況が変わってるかもしれない。その時まで、ユノさんのあの言葉は有効なんだろうか。
考えても、答えが出ない。
洗い物をしていたら、携帯が鳴った。メールの着信音じゃない。
ユノさんだ。

「寝てた?」
優しい、声。
「起きてました」
あはは、と笑う。癒される。
「いつもこんな遅いの?」
「今日は友達が来てるから」
「友達?」
「はい。千早と、琢己。会社の同僚なんですけど、すごく気が合うんです」
「たくみ?」
「あ、千早は女で、琢己は男ですけど、彼女います」
posted by mizuki at 07:54| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月11日

Destiny 20

何か、韓国語でつぶやいてる。黙っていると、あ、ごめんごめんと笑った。
「まだ、1週間もたってないのに、すごく・・・会いたいです」
会いたい。その言葉で、何かを思い出した気がした。心が、ほどけてゆく。
「はい」
とっさに、そんな返事しか出来なかった。
「ほんとですか?」
「・・・はい」
名前ちゃんは・・・僕のこと、嫌いですか?」
「は・・・、あ、いえ、いいえ」
またそこで、笑われる。

名前ちゃん、なんでも『はい』だね」
「そんなこと・・・ないですよ」
「今ぼく、『はい』って言われたらどうしようかと思った」
 二人でひとしきり笑った。笑った後の沈黙が少しだけ、切ない。
「そっちには、12月の最初の頃、行きます」
「・・・はい」
「ご飯、食べに行きましょう。何が食べたいですか?」
「ユノさんが、日本で食べたいものでいいです」
「日本で・・・食べたいのは・・・」
と、また韓国語で何か話してる。一人で言って、笑ってる。
「何て言ったんですか?」
「あー、ヒミツ。・・・韓国料理、ご馳走します」

■Side-B:ユノ

みんな起きちゃうかなと思って、もっと話したかったけど、電話を切った。
言えるわけない。また、名前ちゃんの料理が、食べたい、なんて。
きっとあの子は、『友達』がそれを望めば、容易く叶えてくれる。でも俺はそんなのいやだった。
俺がなりたいのは、友達じゃない。彼女にとって、たった一人の、男。
だから、そんなこと言わない。彼女が、それを望むまで。

名前ちゃんの笑顔の写真。二人で写った写真。
それだけを、何度も見返して、彼女の言う「YES」を、頭の中で置き換える。

僕のそばにいてください。
僕と付き合ってください。
僕と、結婚してください。
彼女には、YESしか、答えさせたくない。必ず、俺のものにする。
posted by mizuki at 19:43| Comment(0) | Destiny | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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